どうも、ういです。
ポストロックとSF小説のような浮遊感と世界観を表現しているボカロP「伊根」を紹介させていただきます。
「伊根」さんは2020年「回避性パーソナリティ」でボカロPデビューし基本使用 VOCALOID は IA、CeVIO AIの可不、星界、裏命、Ci flowerを使用しています。
楽曲にはジャズ・ポストロックなどのバンドサウンドや、エレクトロロックなどの要素が含まれており、ニコニコ動画での殿堂入り曲もあり、
13作目の「ルーセ」にて自身初の殿堂入りを達成し、
イデアル、グレートフィルター、テイム、ドゥードル、トーテム、ナイトフォール、ルーセなどが殿堂入りを達成しています。
Adoや King & Prince などアーティストへの楽曲提供も積極的に行っており、MV、映像制作なども行なっています。
個人的に好きな楽曲を紹介させていただきます!
回避性パーソナリティ
伊根氏のデビュー作で2020年5月3日に投稿された作品。
美しいアルペジオフレーズから切ない歌声のIAが歌い上げ、そこから繰り広げられるギターフレーズがかっこいいです!
伊根氏特有のギターフレーズや浮遊感あるコード感はデビュー作から既に完成されいるのではないでしょうか?
特にサビのメロディラインや展開が伊根氏節が炸裂していると個人的に思います!
サンドプレイチート
サンドプレイチートは伊根氏の11作目で2020年10月24日に投稿された楽曲。
三拍子、枯れた音のカッティングと美しいアルペジオ、激しいジャズのようなドラミングが魅力的な楽曲になります。
前半はサビらしい強めなメロディラインはないが、テクニカルのリズムのドラムのフレーズや展開がしっかりしているので飽きる事なく聴けます。
ルーセ
ルーセは伊根氏の13作目で2020年12月11日に投稿された楽曲。
イントロのエレピがとにかくオシャレで、本人の解説曰くジミヘンコードを多用しているのこと。
ジミヘンコードがもたらす、メジャーでもマイナーでもない捉え所のないサウンドが良いアクセントになっています。
サビのメロディラインもコードも浮遊感があり、詩の世界感も相まってSF小説を読んでいるような感覚に陥ります。
テイム
テイムは18作目、ボカコレ2022秋ランキング17位の楽曲で2022年10月8日に投稿された作品。
イントロから独特なコード感のギターが印象的でその後の浮遊感ある歌メロと独特なリードギターで更に惹き込まれていきます。
イントロ、Aメロ、Bメロのノリは並行しているのに、サビが凄く映えていて中毒性高いメロディラインが癖になります。
伊根さんの小説『TAME』を読んで曲を聴くとさらに曲の世界観を楽しめますので是非とも読むべし!〔 https://divar.ine-lil.com/story/tame/1-imaginary-time/ 〕
レテナケージ
「レテナケージ」は2023年10月11日にリリースされた2nd album 「High Pressure」の収録曲。
8bitサウンドからモジュレーションエフェクトがかかったギターと右から流れるカッティングギターがカッコいいイントロです!
Aメロのベースの緩急が絶妙でベースとドラムの音源でも楽しめるクオリティです。
歌詞の「いつかあなたが、死んだ宇宙を作り変える手前まで歩いて行きたい」というフレーズが個人的に好きで、過去の痛みや絶望を乗り越え新たな希望と再生に向かう感じがして良いなと思いました。
今回はポストロックとSF小説のような浮遊感と世界観を表現しているボカロP「伊根」を紹介させていただきました!
他にも素敵な楽曲で溢れていますので皆さんも是非YouTubeやニコニコ動画、サブスクで自分の好きな曲を探してみてください!!
私から以上。
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