どうも、ういです。
先鋭的なアートのような音を奏でる令和の次世代ボカロP「フロクロ(Frog96)」を紹介させていただきます。

フロクロさんは2020年12月「ことばのおばけがまどからみている」にてボカロデビューを果たし、独特な視点、押韻の利用、パズルのような構成などに因る技巧的な楽曲が特徴的で、黒塗り世界宛て書簡やビビビビなどの名曲を世に出しているボカロPです。
ことばのおばけがまどからみている/重音テト
「ことばのおばけがまどからみている」は2020年12月13日に投稿された楽曲になります。
左右に囁かれているメロディラインと歌詞のズレや入れ替わっているのかどうなのかわからないほどトリッキーな調声で脳がパニックを起こします。
この感覚を体感してほしいので是非ともヘッドフォンで聴いてほしいです!!
日本語にしか出せない表現と難解さを改めて考えさせてくれる楽曲です。
黒塗り世界宛て書簡/重音テト
「黒塗り世界宛て書簡」は2022年4月1日に投稿された楽曲で、歌詞の一部が黒塗りされ言論規制された世界を表現しているような世界観とサウンドからディストピア感を感じることができる凄く面白い楽曲です!
黒塗りされた歌詞はピー音で掻き消されており、隠された言葉は考察しがいのある絶妙なラインで考察好きなリスナーにはたまらない内容になっています。
このピー音だらけの音をモールス信号として読み取ることができ、ニコニコ動画のコメントを見ながら聴くと凄く楽しめる楽曲になっています。
ロスト・デリュージョン/重音テト
「ロスト・デリュージョン」は2022年3月20日に投稿された楽曲になります。
重苦しさもある退廃的な雰囲気と本人もインスパイアもとに上げているよう「独りんぼエンヴィー」のような孤独や喪失感が不気味さを演出しています。
フロクロさん本人の映像と楽曲を解説しているのでこちらを見て聴くと作品をより楽しめると思います!
超解像の破壊活動/可不
「超解像の破壊活動」は2022年10月8日ボカコレ2022秋TOP100ランキング参加作品で15位の楽曲です。
イントロから始まるダークなピアノとハイカットから徐々に上がっていくドラムがクールで、凄い下の方に身体にズシっと響くベースとゴリっとパンチがあるキックの上に乗っかっている韻を踏みまくってリズミカルな歌詞とメロディがカッコよくて驚愕です。
聴けば聴くほど凄くハマっていく楽曲なので油断して聴くとフロクロ沼に陥ります。
ビビビビ/星界
「ビビビビ」は2023年3月19日に投稿され、ボカコレ春2023のTOP100ランキング参加作品で7位の楽曲です。
イントロの凶暴なサウンドからAメロの繋げ方がセンスを感じ、何よりAメロから中毒性が高く、サビでさらに爆発するような破壊力があります。
ボカコレ春2023、TOP100の中で音使い、感性、MVのセンスが個人的な感想ですが飛び抜けてると思います。
中毒性が高すぎて20回ぐらい聴いてます。
今回は先鋭的なアートのような音を奏でる令和の次世代ボカロP「フロクロ(Frog96)」を紹介させていただきました。
個人的にこれからの活動が凄く気になるボカロPです!
私から以上。


コメント