どうもういです。
皆さん、2022年6月29日に発売されたヨルシカのライブDVD「月光」をお手に取りましたか?
ヨルシカに興味を持っているなら是非買ってもらいたい。
月光は2022年3月に開催したライブツアーで、2019年にリリースしたアルバム「だから僕は音楽を辞めた」「エルマ」を題材にしたコンセプトライブ
ライブでアルバムのストーリー性をしっかり表現していて、演奏だけではなく演出にも力を入れています。
ヨルシカにしかできない唯一無二のライブ、世界観を体感できる作品なんです!!
「月光」収録曲
- Poetr-海底にて-
- 夕凪、某、花惑い
- 八月、某、月明かり
- Poetr-関町にて-
- 藍二乗
- 神様のダンス
- 夜紛い
- Poetr-雨の街について-
- 雨とカプチーノ
- 六月は雨上がりの街を書く
- 雨晴るる
- Poetr-ヴィーナスにて-
- 踊ろうぜ
- 歩く
- 心に穴が空いた
- Inst-フラッシュバック-
- パレード
- 海底、月明かり
- 優一乗
- ノーチラス
- Poetr-走馬灯-
- だから僕は音楽を辞めた
- Poetr-生まれ変わり-
- エピローグ
今からは私が月光を買う前に事前に見るべき必須MVを紹介したいと思います。
演奏だけでも凄く楽しめますがアルバムのコンセプトライブなので、
ある程度の知識があれば更に作品を楽しめますので解説させていただきます!
時系列
- エイミーとエルマがカフェテラスで出会う
- 8月 エイミーがバイトを辞める
- エイミーがエルマの前から姿を消す
- 3月14日 エイミーが手紙を書く
- 3月21日藍二乗
- 5月31日六月は雨上がりの街を書く
- 6月15日踊ろうぜ
- 7月1日夜紛い
- 7月12日パレード
- 8月7日八月、某、月明かり
- 8月31日 エイミーが命を絶つ
- 3月14日 エルマが旅立つ
- 3月22日夕凪、某、花惑い
- 5月28日 神様のダンス
- 7月8日 歩く
- 9月3日 雨とカプチーノ
- 9月5日 優一乗
- 9月6日 心に穴が空いた
- 9月12日 海底、月明かり
- 9月12日 ノーチラス
- 9月16日 エイミー
- 9月24日 最後の日記を書きエルマは帰路に着く
アルバム「だから僕は音楽を辞めた」
まずはアルバム「だから僕は音楽を辞めた」について、ふわりと説明します!
アルバム「だから僕は音楽を辞めた」に収録されているインストを含めた楽曲は主人公の「エイミー」が旅をしながら、その時の心境を「エルマ」に向けた手紙を綴っています。
時系列と楽曲解説させていただきます!
「藍二乗」
この曲はエイミーの音楽にかける思いと葛藤が読み取れる内容になっていて
MVで確認できますが万年筆で何度も書き直している手紙は歌詞に出てくる「エルマ」に向けて綴られた手紙になります。
YouTubeの藍二乗、考察コメントで
涙の青さ×空の青さ=藍二乗
藍二乗=i2=-1で君を失ったことを表している
藍二乗=I need youなどの考察があるのでYouTube観ながら色んな考察コメントを読むのも楽しいと思います!
「パレード」
パレードとは行列を整えた華やかな行進などの意味がありますが、
それと裏腹に寂しげな曲調になっていてパレードも終わりに向かっていくような儚さもあります
そしてパレードは他にも意味があり、散歩道、遊歩道とありますので
歌詞にある、1人ぼっちのパレードというフレーズも考えさせられます。
別れた人と会えない苦しみや、葛藤、苦悩がひしひしと伝わる楽曲です。
「だから僕は音楽を辞めた」
アルバムの軸になっている楽曲の「だから僕は音楽を辞めた」
音楽を辞めたエイミーは夢や目標がなくなって、将来の不安や喪失感が表現されています。
エイミーが音楽を辞めたのは、音楽では食べていけないのではなく音楽を純粋に愛せなくなり楽しめなくなった。
自分が思っていた純粋な気持ちや信念すら忘れてしまった切ない楽曲になります。
アルバム「エルマ」
アルバム「だから僕は音楽を辞めた」の続編でエイミーから送られた手紙を頼りに訪れた街を辿り手掛けたとういう内容になっております。
雨とカプチーノ
雨とカプチーノは詩書きとコーヒーのアンサーソングでもありエルマ目線で綴られた楽曲になります!
MVではエルマの夢見た未来を表現しているようにも見え、エルマとエイミーが一緒に音楽をしている場面もあり
エイミーと音楽をしていた昔に戻りたいように感じ取れます。
ライブではキタニタツヤさんのスラップやサビのうねるベースフレーズがカッコいいので是非観ていただきたい!
心に穴が空いた
「心に穴が空いた」は「だから僕は音楽を辞めた」に対比する楽曲になります。
今回はエルマ視点で構成されていて、
切ない情景が描かれて、心に空いた穴は、二度と塞がることはない負の感情が読み取れます。
そして歌詞で
エルマ、君なんだよ
君だけが僕の音楽なんだ
というフレーズがありましたが藍二乗はエイミーからエルマへ、心に穴が空いたはエルマからエイミーへと想いが訴えられています。
そしてライブでのバンドサウンドの迫力やパフォーマンスも見どころの一つです!
ノーチラス
ノーチラスはギリシア語で水夫、船舶という意味で、n-bunaさんの過去ツイートにジュールヴェルヌの海底二万マイルに出る潜水艦、ノーチラス号からの引用したという発言もあり
そしてラテン語でオウムガイという意味で、オウムガイの生態の特徴から「ノーチラスな人々」という言葉があります。
ノーチラス(オウム貝)のように、気分が浮いたり沈んだり大変な思いをしている人達という意味らしいです。
歌詞に
いつのまにか君がいなくなったように、早く早く君がいなくなったことを受け入れたら
君を思い出として見ることができるから。
とありますが、MVを観た限りエイミーの最後にいた地にエルマが赴き、エルマの死を悲しむ内容になっております。
ヨルシカ公式Twitterのボーカル、suisさんのコメントでノーチラスはヨルシカの始まりの曲だとコメントしていて、
アルバムの最後の曲でもあり物語の結末でもあるんですがヨルシカの始まり曲と聞かされると考えさせられますね。
音源も良いですがバンド音楽ならではのライブサウンドを体感し、映像や演出を楽しんでヨルシカの世界観に浸るのはいかがでしょうか?
最高の作品なので、是非お手に取ってみてください!!
私から以上。
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